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吉高由里子の大河ドラマ「光る君へ」紫式部の藤原道長への思い

吉高由里子

2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』で、主人公の「紫式部」(むらさきしきぶ)を演じることが決まった吉高由里子さん!

『源氏物語』といえば、今から約1000年前の平安時代に書かれた世界最古の長編小説。その作者が紫式部ですね。

まさに今回の「紫式部」役は、吉高由里子さんにピッタリの役だと思いますが、ご本人は『光る君へ』の出演にはやや懸念もあるそうですよ。

今回は、吉高由里子さん出演する大河ドラマ『光る君へ』の主人公の「紫式部」について深堀してみました。

ぴょんこ
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吉高由里子さんの「紫式部」役が早く見たい!

歴史上の「紫式部」はどんな人

今回の吉高由里子さんの大河ドラマ『光る君へ』「紫式部」について深堀をしていく前に、もう少し詳しく「紫式部」の歴史上の人物像について解説しますね。

歴史上の背景を知ることで、今回の大河ドラマ『光る君へ』が一段と楽しくなりますよ!

紫式部はどんな人?

「紫式部」は、平安時代中期の作家・歌人・女房(女官)。作家としては、日本文学史を代表する一人で世界的にも有名です。

父は文章生(もんじょうしょう)で学問を学んだ藤原為時(ふじわらのためとき)で、祖父は27番の歌人・藤原兼輔(ふじわらのかねすけ)です。

紫式部は、親子ほどの年の差がある、藤原宣孝(ふじわらののぶたか)と結婚し、一女藤原賢子を儲けますが、結婚生活は長く続かず、死別してしまいます。

紫式部の生まれた年や亡くなった年は不詳ですが、天禄元年(970年)~寛仁3年(1019年)の間、生涯を全うしたと書かれています。

紫式部が書いた書物


紫式部は、平安中期の女流作家で、『源氏物語』『紫式部日記』『紫式部集』などの書物を著した人です。

『源氏物語』(げんじものがたり)

『源氏物語』は、平安時代の貴族社会における政治的欲望や権力闘争を背景に、たぐいまれな美しさと英知を備え、優れた人格であらゆる人を魅了する光源氏という貴公子の栄光と没落を、その恋愛遍歴を軸にして描いた作品。

正しい呼称は「源氏の物語」なのですが、「光源氏(ひかるげんじ)の物語」「紫の物語」「紫のゆかり」などの呼び方があるそうです。

『紫式部日記』(むらさきしきぶにっき)

『紫式部日記』は、平安時代の1008年秋から1010年正月までのおよそ1年半の間、紫式部が宮中での様子を中心に書いた日記を『紫式部日記』といいます。

紫式部が仕えた中宮彰子の皇子出産や、その祝賀の様子、貴族や宮中の人々の人間関係などを活き活きと描いているのが特徴です。

紫式部集』(むらさきしきぶしゅう)

紫式部集』は、紫式部の和歌集。 掲載された和歌の分析を通じて、紫式部の思想的背景、彼女が人生で感じていた不条理、虚無感といった生涯にわたる心理的変化を汲み取ることができる。

大きく二層に分かれ、前半生は人生に肯定感が強く明るい作品が多いが、後半生は否定的で荒涼とした作風が目立つ。

引用元:Wikipedia/antenna

紫式部『源氏物語』|書き始めた理由

紫式部は、漢文などの学問に秀でていた藤原為時の父の影響で、幼い頃から学問に親しんだ文学少女でした。

皇室に務める役人・藤原宣孝(ふじわらののぶたか)と結婚し、58番の歌人・大弐三位(だいにのさんみ)を生みます。

しかし、幸せな生活は長く続かず、夫が病によって亡くなってしまいます。

シングルマザーとなった紫式部は、この頃から『源氏物語』を書き始めたそうです。

こうして生まれたのが、何千年と語り継がれている『源氏物語』です。

紫式部『源氏物語』|紫式部の名前の由来

紫式部というのは本名ではなく通称。

紫式部の名前の由来は、「紫」「式部」の2つに分かれるのですが、

「紫」は、『源氏物語』の登場人物のヒロイン紫の上(光源氏の妻のひとり)と、

「式部」は、父親の役職だった式部丞(しきぶのじょう)にちなんでつけられた呼び名です。

また、『源氏物語』で有名になる前は、藤原という姓から一字をとって藤式部と呼ばれていたとも。

名前には霊的な力があるとされ、平安時代にはめったに本当の名前は口にしないものでした。

そのため、紫式部の本名は伝えられていませんでしたが、近年の研究から、

「紫式部」の本名は、藤原香子(ふじわらのかおりこ・たかこ・こうし)とする説が最も有力です。

紫式部『源氏物語』|藤原道長との関係


当時、紫式部が書いた「源氏物語」はすぐに大人気になり、その評判を聞いた藤原道長から召し出されて、娘(天皇の妻)の一条天皇中宮の藤原彰子に仕え、家庭教師に努めています。

道長は、娘の彰子に皇后として、十分な教養を身につけさせるため、優秀な女性を探していました。

そこで、目に留まったのが、宮中でも評判になっていた『源氏物語』の作者、紫式部でした。


紫式部を知る上で欠かせない人物のひとりに、藤原道長がいます。

道長は平安時代の貴族であり、政治家としても活躍しました。紫式部にとっては教え子の父であり、『源氏物語』執筆の後援者でもあったようです。

また、紫式部と道長が愛人関係を結んでいたとする説もあります。

引用元:歴史スター名鑑

正室の世話役である「女房」として宮廷に仕えることになった紫式部は、当時の様子から、なかなか女房の中に馴染めなかったようです。

道長への思いを寄せながら、そんな宮廷で完成させたのが、あの有名な「源氏物語」です。

紫式部『源氏物語』|光源氏が人気の理由

紫式部が書いた、『源氏物語』に登場する主人公の光源氏 ( ひかるげんじ )は、

当時の女性の理想の王様的なキャラクター、さらに宮廷での生活をリアルに描かれていたことが、大ヒットの要因だったと言われています。

光源氏は、何といってもその恵まれたルックスと光り輝く美貌に、あらゆる人(特に女性)を夢中にさせる人物です。


国父になれる相を持ち、光り輝く美貌を持つ。文武に優れ、学問、詩歌、管弦、琴、舞楽、絵画、騎射の才も群を抜く。

引用元:ウィキペディア

しかし、権力も愛もほしいままに生きてきた華やかな人物、というイメージがありますが、晩年は、最愛の妻、紫の上(むらさきのうえ)の愛を失ってしまう、暗い人生でした。

今回の大河ドラマ『光る君へ』での光源氏役は、まだ決まっていないようですが、歴史上の光源氏のイメージをそのまま受け継いだ俳優さんに、演じてほしいですね!

ぴょんこ
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イケメン「光源氏」役の俳優さんは誰になるの!

紫式部「源氏物語』|百人一首をご紹介

百人一首の「源氏物語」で有名な紫式部の歌をご紹介します。
友とのあわただしい再会を月に託して惜しんだ歌です。

現代語訳

せっかく久しぶりに逢えたのに、それが貴女だと分かるかどうかのわずかな間にあわただしく帰ってしまわれた。まるで雲間にさっと隠れてしまう夜半の月のように。

 


引用動画:学研 ミリオンず【公式】Gakken

 

大河ドラマ『光る君へ』紫式部役の懸念


2022年5月11日に、2024年大河ドラマ『光る君へ』の制作・主演発表会見を都内で行いました。

吉高由里子さんは、『光る君へ』の主人公の「紫式部」を演じる役に懸念があるそうです。

その理由は、大河ドラマで視聴率を取ろうとすると、どうしても「合戦シーン」が必要なのですが、このドラマの舞台となる平安時代中期は、戦乱が少ないということ。

また、NHKの大河ドラマの制作費が減少していて、費用削減から、合戦のシーンを減らすことも検討しているそうです。

確かに、合戦シーンを撮影するだけで、そのシーンに参加してくれた役者さんへの出演料(ギャラ)や衣装代など、莫大の費用がかかりますよね。


「ここ数年、NHKの制作費は減少傾向にあります。合戦の場面を大幅に減らせば、通常の大河に比べて10億〜20億円も節約することができるのです」(NHK関係者)

引用元:週刊現代

費用削減のため、盛り上がりの合戦シーンを撮らないとすると、その分、注目されるのは吉高由里子さん。

合戦シーンを撮るはずだった時間枠を、「紫式部」役の吉高由里子さんがカバーしないといけないとすると、その分ハードルが高くなり、プレッシャーになることは間違いありません。

吉高由里子さんが、「紫式部」役をどのように演じて、視聴者を魅了し、高視聴率を取っていくかが、重要な鍵になりますね。

吉高由里子さんの「紫式部」の演技力が、このドラマの命運を分けるといっても過言ではないようです!

大河ドラマ『光る君へ』紫式部役について


吉高由里子さんは、今回の『光る君へ』の主人公の「紫式部」を演じることについて、

「たくさんの人に共感していただける主人公を表現できたらいい」と語っています。

当初、吉高由里子さんは、大河ドラマの主演は自分には縁がないものだと思っていたそうです。

今回、紫式部としての抜擢に、「願ってもなかったお仕事ですから、楽しみとハラハラを感じる日々が待ち遠しいです」とコメント。

さらに、吉高由里子さん演じる紫式部のついては、下記のようにコメントしています。


「『源氏物語』を書いて世界的にも有名な人ですが、生没年がわからないなど謎めいた女性という印象です」

「1年半という長い期間をかけて、一人の人間を演じるということが、自分の中でどういう影響をもたらすのか、(撮影が)終わってからどんな思いを感じるのか、撮影に挑んでいる間にどんな絆が生まれるのか、ということがとても楽しみです」

引用元:Yahooニュース

吉高由里子さん演じる、謎めいた女性の「紫式部」をどう演じるのか、早く見てみたいですね!

大河ドラマ『光る君へ』紫式部役に選んだ理由


引用画像:毎日新聞

今回の『光る君へ』の脚本を務める大石静さんが、紫式部役のキャスティングを誰にするか決めるときに、一番に吉高由里子さんが浮かんだそうです。

以前吉高由里子さんとお会いした時の印象が、この紫式部役のイメージにピッタリだったようです。


控えめな感じと奔放な感じ、頼りない感じとすごく意思のある感じが1人の中にものすごく同居していて、珍しいなと。女優さんって1つの色になる方が多いんですけど、そういう色んな顔になるところが本当に素敵だなと思ってまたご一緒したいなと思っていた。

引用元:Yahooニュース

脚本家大石静さんの作品は、これまで高視聴率を誇り、高い評価を受けてきました。

有名な作品としては、連続テレビ小説『ふたりっ子』や大河ドラマ『功名が辻』、ドラマ10『セカンドバージン』などがあります。

脚本家大石静さんの作品は、これまで高視聴率を誇り、高い評価を受けてきました。

有名な作品としては、連続テレビ小説『ふたりっ子』や大河ドラマ『功名が辻』、ドラマ10『セカンドバージン』などがあります。

『ふたりっ子』は、大阪を舞台に、性格の対照的な双子の姉妹、優等生の麗子と落ちこぼれの香子(きょうこ)(まなかな)の波乱万丈の生涯と、それを見守る家族と周囲の人たちの優しさを描いた作品。

『功名が辻』は、山内一豊とその妻・千代が主人公となった2006年に放送された大河ドラマです。「夫婦の絆を意味する一本の糸が複雑にさまざまに変化し、その移り変わりの背景に、色々な素材が登場しては消えて行く。その流れが、夫婦の絆と、それを取り巻く事象を意味している」作品です。

大河ドラマの脚本は2006年の『功名が辻』以来、2回目の作品になります。

大河ドラマ『光る君へ』のタイトルの意味

今回、吉高由里子さんが紫式部役を演じる『光る君へ』のタイトルの意味について、脚本家の大石静さんは、「タイトルの「光る君へ」は、藤原道長への思い」と語っています。


「紫式部の自身の著作に対する思いと、光源氏のモデルの一人だったのではないかと言われる藤原道長への思いを込めています」とタイトルの「光る君へ」への思いを明かした。

引用元:Yahooニュース

タイトル「光る君へ」とは


源氏物語の主人公「光源氏」は、原文では「光る君」と書かれています。光り輝くような容姿の美しさ、頭脳明せきであることはもちろん愛きょうにもあふれ、和歌にも音曲にもけた、非の打ちどころのない男性。それが光る君です。

紫式部が誰をモデルとして光源氏像を打ち立てたかについては、諸説ありますが、その有力なひとりが藤原道長です。

タイトルの「光る君へ」は、我が手で生み出した、かけがえのない【源氏物語】、そしてこのドラマ全編を通じて、ときにかれ、ときに離れ、陰に陽に強く影響し合うソウルメイト【藤原道長】への、紫式部の深くつきることのないおもいを表します。

引用元:NHK

 

大河ドラマ『光る君へ』藤原道長役の俳優は

大河ドラマ『光る君へ』の紫式部は、吉高由里子さんで決まりました。

しかし、このドラマで絶対に注目されるのが、もう一人の人物が何といっても、藤原道長。

藤原道長のイメージやキャスティングについては、まだ決まっていないようです。

制作統括の内田ゆき氏は、そのことについて、


「権力欲が強くて大胆」というイメージを持っていたそうだが、「実は彼は若い頃から権力のトップになることが約束されていたわけではなく、むしろ兄たちの陰に隠れていて、ちょっとおっとりした弟タイプの青年だったというふうに思っています」

引用先:モデルプレス

ドラマの中では、藤原道長が躍進して権力を次々と自分のものにしていく、そんな成長も描かれていくようです。

大河ドラマ『光る君へ』のあらすじ

それでは、今回の紫式部を演じる吉高由里子さんの大河ドラマ『光る君へ』の簡単なあらすじをご紹介します。

タイトルの「光る君へ」とは、紫式部が我が手で生み出した、かけがえのない【源氏物語】、そしてこのドラマ全編を通じて、惹ひかれ、ときに離れ、陰に陽に強く影響し合う【藤原道長】への深くつきることのない想いを表した作品です。

10世紀後半、京で生まれた一人の女の子のまひろ。

まひろの文学の素質は際立ったものがあり、漢学も和歌もすぐに覚えてしまうほど、学問はまひろにとって、心の中の豊かな世界観の礎となりました。

母の死から数年後、少女のまひろが、のちの最高権力者となる藤原道長に出会います。

その後、父の赴任先・越前に同行したまひろ。

藤原道長はライバルを蹴落とし、権力の階段を急速に上り始めていく。

まひろは藤原道長の思いを断ち切って、京に戻り藤原宣孝との結婚を決める。

藤原宣孝とは父ほども年が離れており、娘を授かったものの、わずか一年で夫が急逝。まひろはシングルマザーとなってしまいます。

一方、藤原道長は、天皇に娘を入内させ、いずれは天皇の祖父=外戚となることをもくろんでいました。

天皇、道長たち貴族、そして后や姫たちの複雑な人間関係を聞き知ったまひろ。

生来の文学好きと結びついて想像が広がり、子育てのかたわら、一編の物語を書きはじめる。

主人公は皇子でありながら、臣下となった「光る君」。

その呼び名のとおり光り輝くように美しい男性だ。

やがて『源氏物語』の評判は藤原道長の耳に入り、娘に后としての教養を授ける女房として宮中に上がるよう、強く誘われます。

ライバルを抑え、我が娘に文学好きな天皇を惹ひきつけたい思いが、藤原道長にはありました。

一人娘の養育のために、宮中に上がることを決意するまひろ。

宮仕えのかたわらで、藤原道長のバックアップを得て、乞われるままに源氏物語を書き進む。

書き上げる端から周囲が奪い合うほどの人気ぶりで、女性たちはもちろん、天皇までもが『源氏物語』に魅せられていきます。

引用元:NHK

大河ドラマ『光る君へ』過去の大河ドラマ

吉高由里子さんが主演を務める大河ドラマ『光る君へ』は、第63作目となります。

「紫式部」を大河ドラマで扱うのが今回が初めてで、女性を主人公に据えるのは7作品目。

2017年の『おんな城主直虎』以来です。

大河ドラマでは2番目に古い時代を描く作品となっています。

現時点では、台本は1行も書かれていませんが、NHK大河ドラマ「光る君へ」は、再来年である2024年の1月から放送される予定です。

大河ドラマ『光る君へ』まとめ

今回は、吉高由里子さんが「紫式部」役として主演する大河ドラマ『光る君へ』のご紹介をしました。

平安時代というと、長い髪をひいて十二単姿の女性を想像しますね。

そんな現実とはかけ離れた、華やかな平安時代を背景に、藤原道長に思いを寄せる紫式部役を、吉高由里子さんがどのように演じるのかとても楽しみです!

1,000年以上が経ってもなお、読者を惹きつけてやまない『源氏物語』の作品ですので、壮大なスケールの大河ドラマになるのは間違いありませんね!

大河ドラマ「光る君へ」は、2024年1月よりNHK総合ほかにて放送開始予定です!

ぴょんこ
ぴょんこ
最後まで、ご覧いただきましてありがとうございました!