子供たちが嬉しそうに遊ぶ時に発する、耳にキーンと響くギャーという奇声!
いったいあの声は、小さな子供の身体のどこから出てくるものなのか…。
あのギャーという奇声を聴くだけで、テンションが上がり、イライラしてくるママさんも多いのではないでしょうか?
どうにかあの奇声を辞めてもらいたいと思って、子どもを強く叱っても、親の言うことを聞いてくれません。
今回は、あのギャーという子供の奇声を、克服する方法をご紹介します。
小さい子供が奇声を上げる理由!

子供は、何の前触れもなく、いきなり大声で「ギャー」っと奇声を上げることがあります。
特に、小さい子供にはよくある傾向があります。
静かな場所や公共の場所で、あの奇声を発せられると、親としてはハラハラしてしまいますね。
子供の奇声が原因で、保育園に苦情が入ったり、ご近所トラブルに発展してしまうことも。
子供をもつ親としては、「仕方がない」と思って割り切る人もいますが、
中には「自分の子供は病気なのかも・・・」と、心配になる人もいるのではないでしょうか?
ここでは、子どもが奇声をあげてしまう理由を、いくつか紹介します。
① 感情を言葉に表すことができない
子どもが奇声をあげてしまう、理由の1つに「自分の感情を言葉に表すことができないから」ということあります。
小さな子供は、特に自分の思いや感情をうまく言葉にできないため、奇声をあげるということしかできないからです。
大きくなるにつれて表現力を身に付けていくにつれて、少しずつ奇声をあげることが少なくなります。
ですが、大きくなるといっても個人差があるので「何歳で奇声をあげなくなるか」は、残念ながら断定できません。
「自分の子供は、いつになったら奇声をあげなくなるのか・・・」と、不安に思う方もいるとは思いますが、このままずっと続くわけではありません。
また、子供の立場になって、奇声をあげてしまう原因や、対処方法を知っておくことが重要ですね。
② 興奮している
子どもは、お友達と遊んでいる時など、興奮してテンションが上がっていると、奇声をあげてしまうことが多くあります。
はじめての場所に行った時や、お友達に会った時、遊んでいる時は、かなりテンションが上がっている状態です。
子供を静かにさせようとして、親がつよく叱ったり、子どもを無視することが多くありますが、かえって逆効果です。
また、お菓子をあげたり、親が言うことを聞くように強制するのもよくありません。
③ ストレスを感じている
子どもがストレスを解消するために、奇声をあげていることもあります。
例として、子どもが真剣に積み木遊びをしていて、いきなり奇声をあげることがありますよね。
このときは、思い通りに積み木が出来ずに、イライラして大声を出します。
また、テレビや本を見ていて怖いシーンに遭遇した時にも、不安で奇声をあげることがあります。
④ 疲れや眠気を感じる

大人もそうですが、子どもにとって長時間の移動や、初めてのイベントごとは、大人以上に疲れてしまいます。
そんな疲れがたまっているときにも、奇声をあげることがあります。
黄昏(コックリ)泣き、として知られている乳幼の現象もこれに当てはまります。
コリックは、はっきりした原因もないのに赤ちゃんが1日に3時間かそれ以上、または1週間に3日かそれ以上、激しく大声で泣き続ける状態のことを言います。
子供は、疲れているから寝るという判断ができないので、泣いたり奇声をあげることしかできないのです。
⑤ 周りの注意を引きたい
子どもは、つねに自分のことを見てほしくて、周囲の注意を惹きたい時に奇声をあげることがあります。
そのほかにも、無視されていると感じた時や、ほめてほしい時にも、大声をあげてしまうことがあります。
⑥ 適切な声量が分からない
話せる言葉が徐々に増えてきても、子供の奇声だけが大きいときあります。
それは、そのシーンごとに、声を出す適切な声量がわからない、ということが原因になっていることがあります。
この場合、場所によって、声の大きさを使い分けることができるようになると、だんだんと奇声をあげることが少なくなります。
小さい子供が奇声を上げさせない方法
では、小さい子供に、ギャーという奇声を上げさせなくする方法はあるのでしょうか?
対処法として、
- 外出時のルールを決めておく
- 子どもに騒いではいけない理由をしっかりと説明する
- 別のことで子供の注意を引くことです。
子どもが、何かに怖がっているときには、共感して、抱きしめて安心させてあげるのがいいです。
しかし、相手は子供なので、そう簡単には理解してくれないときがありますが、根気強く教えて、習慣化させるのが大切ですね。
疲れてぐずりだしたときは、子どもを放置していても、自分から寝ることは少ないので、親が寝かしつけてあげるのも必要です。
常に、子供の精神状態をリラックスできる環境づくりも大切ですね!
小さい子供が奇声を上げる理由!【まとめ】
今回は、小さい子供が奇声をあげる理由についてご紹介しました。
子供が奇声をあげてしまう原因や、対処方法を知っておくことで、不思議と、ギャーという奇声が、気にならなくなります。
最後まで、ご覧いただきましてありがとうございました!